下地の探し方

DIY大好きの人には、とっても大切な下準備の準備

「壁の下地ってどこにあるのかな?」


DIY好きに限らず、
時計を取付けたい時や写真を飾りたい時、石膏ボードではなくばっちり木下地にネジを効かせたいなんて時ありますよね?
そういう時は、電気的な下地探しセンサーや、細い針を指して探すアイテムなど手頃に売られているものもたくさんあります。ただ、せっかくの新築住宅。気密層をぶち破るのも気が引ける。けど知りたい、木下地。


そんな時は、ネオジウム磁石の出番です。上の2つよりも手頃な価格で、100円ショップにもあります。

高気密住宅で、せっかくの気密層に穴を開けたくない!なんていう業者さんにもオススメです。



壁や天井は石膏ボードを仕上げ張りの下地に使っています。それを木下地に留め付けているのが、ビス。ネジ。

そう、大抵は磁石が付くのです。弱い、ふつうの磁石ではくっつきません。ネオジウム磁石くらいの磁力があれば、ビタッとつきます。
。仕上がりが珪藻土などの左官仕上げだと、くっつきづらいです。

上の写真みたいに、壁に磁石がくっついたらアタリです。上下方向にもくっつきポイントがあれば縦下地、水平方向にポイントが並んでいるようなら横下地。仕上がってしまっている状態では、表面のビニルクロスに隠れて見えない木下地ですが、磁石があれば、こんな感じで透視できちゃいます。


日本の住宅のほとんどが910mmモジュールなので、下地のピッチは455mm=910/2、稀に303mm=910/3と言うのもあります。メーターモジュールの場合やツーバイなどの輸入住宅ではインチモジュールもありますので、図面で確認できると思います。

★コンセントやスイッチは、柱や間柱にとめている場合が多いので、ここを基準に寸法を確認するのも良しです。


下地の位置が分かれば、後は取付けたいものを設置するだけです。

それでは、楽しいDIYライフを♪

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