OB様宅あったかさ体感会 201801

スリッパなんてはかなくてもほんとに大丈夫?
子どもたちのジャンプスーツ(雪遊びウェア)も手袋も翌朝にはホカホカに、まじ?
いやでも普通でよくね?

じゃあまず体感させてよ!

という、興味津々のお客さまをお連れして3件の住宅を体感するツアーが先日ありました。建替え時期に備え検討中の方、リフォームで寒くない家にしたい方など希望はさまざまですが、まずは言葉では伝わりにくい感覚を、さあドアを開けた玄関からまずはどうぞ。ということで巡ってまいりました。
こちらは昨年2月完成の鍋倉のお宅。

天気が良くて体感会的にはあいにくの(笑)天気でしたが、半信半疑の心持ちが、すっきりしたようにニコニコと楽しんでいる様子。

「本当にこれはフリースいらないね」

「これが全部屋だもんね」

「窓、やっぱり考えるなコレは」

「ほんとにエアコン1台なの?」

「寒いの当たり前だと思って生活してるけど、こうなると生活が気楽だね」

「洗濯物が室内干しだけど、結露してないね」

「なるほど、窓が暖房機ってやっとつかめた」

まだ築1年弱の鍋倉の家では、おばあちゃんのにこやかな体験談をみんなで聞き入りました。もちろん秋田弁ですが翻訳してます↓
「もう慣れちゃったけど、他の家に遊びに行くと自分が震えるのがわかるのよ 笑」
「冬だと思って今まで通りの布団かけて寝ると、汗でるから、薄くした 笑」
「やっぱり、猫飼いたいね 笑」

モニタリング中の温度計の位置も確認して、現在温度(このとき)を比較すると、
1Fリビング 22.6℃
2F 吹抜ホール 22.3℃
と、温度差なんてほぼない、とても安定した室内環境がありました。特に2F床面の温度は気温と同じ22℃。

「全然素足でもあったかい!」

最高の褒め言葉。ありがとうございます。協力いただいたOB様も楽しんでもらえて、そしてみんなを迎え入れてもらえてありがとうございます!

 

 

・・・

で、最後に向かった自邸、築3年目でまだ未完成の実験棟AJITOで、薪ストーブで遊ぼう!ご予定のお客さまとの企画でしたが、わたしの友人家族も合流してみんなで、美味しいものを作り、食べ、飲み、冬を満喫しました。

 

鶏ももをキャンプ用の小さいダッチでジューシーに焼き上げ、菊池農園さんのわさび菜を付け合わせに。

 

薪ストーブは、この日の主役。お客さまが作ってきてくれたピザ生地に、子どもたちみんなでトッピング!6枚も焼くと焼き加減も絶妙です!
このときやかんに映る自分も、かくれんぼに興じる子どもたちも、既に半袖下着姿(笑)ストーブ内は、ずっと熾の状態ですが、総勢11人の体温で室内はほかほかなのでした。

 

美味しそうでしょ。菊池農園さんのわさび菜もおいしい。写真に映るものほぼほぼ行動範囲内で採れたり、作られたりしているものばかり。器は奥さまのお気に入りの白岩焼き。

 

ピザは、簡単。あっという間に焼けちゃうし、トッピングは野菜もお肉もしらすでも、何でもおいしい!うまい! 素材が知れているのってとっても大切だと思うのです。子どもたちにそれを伝えたかったのも一つです。

焼き最中の写真を撮り忘れました。ストーブ内に五徳を起き、熾を敷き詰め、浅めの取っ手なしのスキレットに置いて、焼いてます。五徳は、地元十文字のストーブ屋さんビルドワークスさんの手作りオリジナルゴトク。

 

そして、最後にここがこの日のメイン!
はじめてお会いしたときから薪ストーブに興味津々のお客さまのパパ自慢の手作りアップルタルト!カスタードも生地も全部手作り!なんと「ふじ」6個分の甘みがとても濃厚なのです。

↓見てください、この割合!リンゴの産地だからできる贅沢なタルト!
笑えます。にやってなっちゃいます。

 

とまあ、やっぱりお酒も入り、あっという間に時は過ぎ、多分きっと自分が一番楽しんでおりました。企画に賛同してくれた Sさん、ありがとうございます!!

そしてなにより、はじめてあった友達とこんなにも打ち解けるんだ。と、子どもたちの楽しみ方にいろいろと教えてもらいました。オセロをはじめたり、床下点検口まで活用して、かくれんぼが始まったりと、おかげで発熱量確保できて食べさせがいがありました(笑)

最後はやっぱり雪遊び。転んでも埋まってもたのしいのです。大人もね。

あ、そうでした。今日は一応お客さまをお連れし、、、っていう仕事の日だったんだ。って、すっかり忘れて「バイバ〜イ」となりました。

企画は突発的に訪れますので、体感会ご希望の方はメールか電話でお問い合わせください。冬が本気を出している1〜2月が、とっても最適です。

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