断熱DIY アルミサッシの巻

リフォームを終えた横手市内のお客さま宅で、すてきなDIYを見つけました。

ここは、外壁に手が加わるため交換は保留、内窓対策も見送られ熱的ウィークポイントになっていたアルミ製の勝手口ドア。断熱改修リフォームから取り残されたこのドアが、お客さまのDIYでバッチリ冬仕様になっていました。

「よほどのDIY好きのシワザだな!」と一目瞭然 (DIYでココまで!なるほど!というワザが、、、)

「おお!コレは!」と、発見して思わず声を上げてしまうほど、きっちりとカットされて、高さも巾もピッタリ。すっかり断熱ドアへ変身しておりました。

この勝手口のほかは、建築当時からの二重サッシや新設の内窓でしっかり対策された事で、結露が際立っていたのかもしれません。

材料はたいていのホームセンターでお買い求めできる板状の断熱材です。僕らが工事で扱う断熱材よりはグレードは落ちますが、DIYにはうってつけの商品です。値段は(きっと)2000円くらいで、名前はスタイロフォームやカネライトフォームとかで売っています。枠の内々サイズにピッタリカットしてはめ込むだけ。隙間がでたら、隙間テープや新聞紙で十分です。

このDIY現場では、周囲にスポンジの隙間テープをきれいにあえて1周し、ある程度のつっぱり感をもたせることで、より一層ピッタリ隙間対策している点が「シワザ」と見えたポイント!!  (ぜひウチの大工さんとして、スカウトしたい!)
細かい処理に、DIYerの性格まで読み取れてしまいます(笑)

コートの襟や袖口と一緒。冬は家の隙間は妙に気になるものです。
お値段もお安く自分でできるという、DIY好きの方にはオススメの満点冬対策です!

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