付加断熱 | たっぷりと備える

なかなかウィークポイントになりかねない外壁と下屋(庇や、1F屋根)との取次ぎ部分の断熱ですが、はじめから付加断熱をするなどして、断熱強化を計画しておくと、施工中に現場で陥りやすい「断熱の途切れ目」を防ぐことができます。

フタしてしまえば見えない。というより、なかなかあとから手直しきかないので入念に。雨には絶対濡らしたくないので、晴れ間を狙って勝負です。

壁の付加断熱GWと、桁上に施工されたGW

もしこれが雨でぬれてしまったら、いくら撥水されている高性能GWとはいえ水は吸います。なので、このまま一気に、タイベックシートで防水防風を確保し、屋根の防水まですすめてしまいます。

現場の段取りと手慣れた大工さんの勢いも大切、そしてラストに防水紙を滞りなく施工してくれる屋根板金職人さんが終わらせてくれて、やっと一安心。

室内では設備業者さんが気密・断熱層と配管経路の確認に来てくれていました。

 

■この施工方法を実験的に実施したのが、自邸で。
最近、こちら横手、9/12朝には14℃でした。
が、家にいると、正直
「外が寒くなってきたね」という気温変化
「あれ?雨かな?」なんていう音
が全然わからないので、ちょっとはじめは戸惑うくらいでした。
もう最近は、先に朝起きた人が窓を開けて「ねえちゃん、今日は寒いかも!」なんて確認するということでもしないと、「いってきま~す」のあとに「やっぱり長袖きてく!」って戻ってきちゃうって学習してきました。
とまあ、それくらい自然の急な変化に対し穏やかに生活できる空間となるのです。

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