確かめてみる

今日は竣工案件のお宅におじゃまして、色選び。
正直、小さなサンプルだと如実な色は分かっていても、全体を捉える視界の中で脳が気づく色味とはちょっと違うので、これだけで決めるのはなかなかむずい。
(同じ色でも、小さなものを見るのと広い面積を見るのでは、色の濃さの感じ方が異なって、広いほうが薄めに感じます)

本当に大切に思うのは、きちんと選ぶんであれば、やっぱり本物を見る。触る。匂いをかぐ。

↑の写真のように、ん?って思ったことは確かめてみる。大切だなって。


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先日、初めて岩村建匠に学生が見学に来てくれました。ありがたいことです。いくつかの関わったあれこれを案内しました。

何を思ってくれたのかな?
ずっとこれってあれだよね。うん。あれってこうなんだよね。へー。でもね、実際はいっぱい壁があってそれを乗り越えて、あーでもないこーでもないって繰り返してできたことだけ、みんな感じて住んで空間をみてる。

新築案件の案内のあとは、ふた世代くらい前の建物さんを案内して、だいぶ前の改修の跡も探るっていう仕事もしてるんだよって。でね、これって、妄想力なんだよね。ここまで来ると知ってないと想像もできない→ってことは、知ってる世界が限界のギリギリなの。だから知らないを知っとかないと妄想もなかなか広がらないんだと思うから、何でも関係ないことも知っといて損はないよね。

とか。

しゃべってばっかで、最後は増田の旬菜味噌茶屋くらをさんのお食事処。山内の杉の木の壁のふさふさの理由を教えちゃいながら。

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でも、なんでも、確かめてみるって大切。やってみなきゃわかんない。知ってるだけじゃ説得力ないから、ある意味失敗談こそ意味があるかもなとか。

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なんだか雑談に花咲いて、、、ちゃんと見るって大切。後からなにかのときに何かの役に立つのって、そういう(今今必要ないこととか)やつだったりすることあるよって。学生さんとお話して思い出したので。笑

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