気密測定 | 沢口の家

何度もエラーが出てしまい、4回ほどまともな測定値を出したところ、

なんと C値0.1 となりました。隙間相当面積は18cm2

なかなかのすごく良すぎる結果で、気密施工手直しなし!

今回の数字には少し意味があって、今までは当然のように大工さんみんなで「基本を忠実に、気密ラインの一筆書き」を心がけていたのですが、沢口の家では分け合って色々と考え気密方法の新しい方法を取り入れました。(もちろん自分たちのセオリーを変えたというだけですでに施工している方々はいるかもですが)

なので、その方法で良かったか?をきっちりと確かめることができたこと、更には思っていたより(C値0.5は切るだろうという経験からの予想)数字が出やすいじゃない!ということ。

何を変更としたかと言うと、(少々マニアックになりますが)

今まではものすごく重要に感じていた梁上の先張りシート。上棟時の高所作業でもある上、雪や氷で滑ってものすごく危険なため方法を変更しました。しかし、「ここはやっといたほうがいいな」と思われる部分を除いてです。
太陽も望めない横手の冬期の晴れ間を狙っての作業となると、なかなかの至難の業。そのためどうしても、施工時の雪はつきものとなります。

その時、ビニールシートの上はものすごく滑って危険なわけです。気密の確実性を取るか、作業をしやすくするか(安全性)。

いつもと違うことをするのは少し不安ではありましたが、数値で確かめれたことで、現場チーム一安心。「でしょ〜笑」なんて笑みが溢れるほど。

とにかく、アウター性能のチェックができて、一同、一安心 ^ ^

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