今、17年前にお世話になった建物に会いに羽後町に通っている。懐かしくもあり、施主さんと高校同期だったこともあり、当時始めて十分に打合せを任せてもらった現場であり、ずっと大工さんとして施工に携わったことを思い出す。
「竿はこう継ぐんだよ」
って当時現役バリバリの大工の大先輩から優しく教えてもらって、のこぎりのいいヤツ買おうとおもったこと、自分でやってみてなかなかむずいのに、その大先輩は大して墨(印)も書かずにのこぎり一本で検討をつけピタッとバシッと付けててビビったこと。
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「いすか継ぎ」 和室の天井の竿縁(写真の横に渡る木)のジョイント
正直この現場依頼、実戦投入したことは1回ほど。大工の腕もにぶるわけですな。