2023(令和5)年度のネットゼロエネルギーハウス支援事業の実績報告
【 自社2023年度 達成状況】
●ZEH率 34% (ZEH Oriented 34%)
●BELS申請案件100% ★★★★★ 100%
(★★★★★ = BEI0.8以下、一次エネルギー消費量基準 20%削減)
「まずはきちんと(家に)服を着よう。」ということを希望していただけるお客様が増えている。「まずは、消費エネルギー(主に冷暖房に使う)を逃さないようにしよう!」ということがメインであり、太陽光パネルを設置優先とは至っていないのが事実。
ただ、しっかりした基本性能重視の住宅であることから、多雪地域で認められているZEHorientedとして評価されている。
【過去の実績 と 2025年度 達成目標】
年度 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | 2025 |
実績 | 実績 | 実績 | 実績 | ZEH達成目標 | |
新築 | 0% | 0% | 100% Oriented | 34% Oriented | 60% |
既存 | 0% | 0% | 0% | 0% | 50% |
屋根に積もる雪の落雪方向が大きく屋根の形を左右するここ横手地域。太陽光パネルの設置理想角度ととはなかなかうまく噛み合わないものです。太陽光パネルでの創エネが難しいのなら、せめて「住まいから漏れ出るエネルギーを少なくしたい」というのが、岩村建匠の取り組みです。
BELSとは、建築の省エネ性能について評価・表示する制度のこと。基準性能に対するBEI(設計値/基準値)が80%以下で★5など、評価されます。
岩村建匠における新築時の標準仕様としてご提案している性能は、窓はトリプルガラスの樹脂枠+グラスウール断熱による充填断熱と付加断熱。燃費計算や各種資料によっても確かなことですが、まずは、窓の性能を強化する、断熱をしっかり丁寧に。せっかくの新築住宅においては、まずここをしっかりしないといけないことはもはや明白なこと。その上で、予算をキープできるのなら太陽光発電パネルを設置して、プラスエネルギーでZEHを狙いましょう!
ランニングコストを抑えてのんびりと暮らせる住宅が、岩村建匠の大切にしたい住宅スペックです。
不愉快な温度差を気にすることもなく朝ごはんを食べ、学校に出かけ、帰宅後はお風呂の出入りに勇気を出す必要もなく、寝るまでのゆったりした時間を過ごせるのです。蒸し暑い夏は、小さなエアコンが気持ちいい空間にしてくれます。吹雪の日は、玄関のドアを開けた時にふんわりと温かい空間に癒やされます。
そして、太陽光発電でうまれたエネルギーでランニングコストが0(ゼロ)、つまりはZEH住宅になれば、家計はにんまりするかもしれません。暮らす人にも地球にも(もちろんおサイフにも♪)とっても優しい頼れる住宅だと思うのです。