暖かい家に住むってどういうことなのさ

最近国土交通省から興味深い調査結果がでました。知りたい人は下のリンクをどうぞ。雑感と実際のあったかい家に住んだうちの家族とその仲間たちの意見を下に。
「断熱改修などによる居住者の健康への影響調査」
http://www.mlit.go.jp/common/001270049.pdf



断熱改修された住宅と、そうでない今までの断熱性の低い住宅に住む両方の人の生活状況を比べ、その身体的変化や健康状態、生活時間の変化などを比べたもの。全9ページになるこのPDFには、グラフ・数値などで比較され、なるほど、そう違うのかということが見て取れるものの、見慣れないかたではピンとこないと思うので、ざっくり文字にしてみます。
それによると、

「家が寒いと」
●血圧が高め傾向
●心電図異常所見などが多め
●お風呂のお湯の温度が高い傾向
●いろいろな病気である人が多め

「断熱改修された住宅に住むことで」
◎季節間の血圧変動が穏やかになった。
◎起床時の血圧が穏やかになった。
◎おしっこの回数がへった。
◎活動時間がちょっと増えた。

などなど。

 

 
これ、まったく詳しくデータなどとっていない自宅(わたしの自邸)と実家(親が住んでいるとこ)の違いで、うちの家族はみんな感じてるのです。

最初に、今日の云いたいことを写真で表しちゃうと、こういうこと。


たとえば、たまーに泊まりに来る人の実感。(冬)
おしっこで目覚まさない!なんでだろ?
おかげで朝まで爆睡だったよ 笑
「戸閉めれー」って子どもに言わなくていいから、こっちも子どもも気が楽
まじで、お布団楽でいいね
布団が恋しい朝がないのがちょっと残念 笑

とか

たとえば、たま~に泊まりに来る人の実感。(夏)
エアコンの効きすご!
2階の天井のモワモワ感ないね

とか(夏はたいしてそう多くのメリットは体感できない)

 

 

で、うちと同程度以上のスペックの住まいに住むお客様の話も興味深い。

・今までの家は寒かった。(たしかにそうりゃそうだ)
・居間までの感覚で暖房付けてたら熱くて寝れない(ゆるく、だらだらと。気楽にとめずに。)
・金かかったけどちゃんと作ってよかった(断熱・窓・気密施工の強化)
・灯油代をいかに今まで捨てていたのかと思うと、恐ろしい(灯油いっぱいあって嬉しいのは震災のときくらいです)
・家の中では寒くて震えるから早く居間に戻ろう!って思わないから、ほんと楽(キーキーしなくなります)
・気づいたら、夏の習慣のまま、冬でも靴下脱いでいる(他のお宅では気をつけてください)
・スリッパ買ったけど、使ってない(うちも全部処分しました)
・風呂の湯、冷めないよ(ココかなり光熱費削減を担ってると思う)
・カビ掃除、結露掃除などの道具買いの必要なし(いろいろ楽です)

2016シーズンの温度グラフです。今では薪がメイン暖房ですが、このときのエアコン(機械コントロール)とても安定しております。


一応デメリットも
・外の様子が家の中にいてわからない。(車・雨・風の音が聞こえない)
・屋内に食品ストックは置けないと知った(断熱区画外物置など必要ですね)
・花の命が異様に短い(未工事宅で胡蝶蘭3ヶ月、うちの家は1ヶ月以内でした)
・アイスの消費量が増える(たしかに。)
・ビールの消費量が増える(ごもっとも。)

真冬に体感するのが何より一番いい方法なんですけどね。あたたかいOB宅体感会あります。ぜひ!(写真はOB宅体感会2018)

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