解体現場から連れてきた4兄妹。何に使われていたのか、いつ使っていたのか、どこからやってきたのかやっぱり不明だけれど、どうしても産廃にしてしまうのは忍びない。心くすぐる鮮やかなアオイ色がどうにもこうにも気にかかる。
そこに置いとけば簡単に消えてしまいそうなので、ちょっと我が家へ連れてきてみた。
道すがら、もしかしたらとお知り合いの陶芸作家さんへ連絡していたら、やっぱり、でも、そうかも。歴史ある家からでてきた、陶芸の歴史をひょっとしたら発掘出来たかも。なんてうれしくなってみたり。
中身は空っぽで、もちろん値段はないけれど、その価値とか再会とか楽しみとかがいっぱい詰まってそうな4人。
雑然としたホコリの中にも意外なものが埋まってたりするもんだから、関わってて楽しい。建築って。