トタン一枚の壁温度

温度対策も兼ねた外壁の張替え現場のその後。

あ、農作業場のおはなしです。

 

現場に立ち寄った日の前、数日は穏やかで過ごしやすい日中でしたが、この日は横手市では30℃超えです。朝から屋外作業の大工さんは、水分がとてもはかどる一日でした。例年であれば6月は晴れの続く月ですが、今年は雨も多く、ずっと一日暑いと感じる日は少なかったように思います。やっと来たかという30℃オーバーの日でした。

 

まずは状況から

 

6/20 晴れ 気温30℃ 風はおだやか 朝から太陽サンサン

(画像はサーモカメラのものなので、荒いです)

 

まずは肉眼で見る外壁の様子。南西側の壁。

 

そして、サーモカメラでみてみると。

日に照らされ、いくら日射反射率の高い白っぽい壁と言えども、温度は高いところで47.7℃にもなっているようです。太陽のパワーはすごいことがわかります。青く写っている窓ガラスでさえ、30℃は超えてます。

 

 

 

で、室内はどうなのか?

 

外壁の張替え工事の時オプションで追加した通気層(住宅では当たり前)、充填断熱のグラスウール24K(こちらも住宅では当然、但し仕様は様々)の効果はどうなのか?

 

 

室内の肉眼の様子はこちら。

内装はベニヤ張り。窓には遮光カーテンがあります。

この室内で栽培された花の梱包など出荷作業をしています。写真に写っているのは、花卉(かき)農家の大坂君。かれこれ高校時代からの友人で、農林水産大臣賞を受賞するほどの知る人ぞ知る花栽培のトップリーダーです。(なんて全く信じられないほど、普通の友人ですけど)
さておき、この室内では昨年までは今頃になると、日射の影響で作業するのも嫌になるほどの暑さだったとのこと。

 

 

この日は

まったり座っている足元は、20℃をキープ。

いつもは屋外の外壁の温度を背負いながら仕事していたのかもしれませんが、内側の壁の温度は27℃くらい。まったりとしております。

 

 

 

比較として、同敷地内にある別棟の同じく西南の壁は、

 

こうです。

 

下地がくっきり。まるで抽象画。

丸いふるい網と四角いふるい網が何とも言えない絶妙さ加減を醸し出しているようです(笑い)

太陽の光は遮っているものの、熱の透過性の威力を感じます。

 

改修した壁よりも20℃近くも高い事になります。

いくら「小屋だろ〜」なんて馬鹿にしてても、45℃の暖房機を一面に設置した状態で、真夏に作業するのは過酷そのもの。(たとえばのはなしですけども)日陰なのに暑いぜ!なんてことになってたのかもしれません。

 

 

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