ありがとうございました 沢口の家

沢口の家 内覧会 無事終了いたしました。

1日目、2日目と興味持って来てくださるお客様のおかげで、有意義な時間となりました。お天気にも恵まれ、窓からは心地よい日射エネルギー降り注ぐ2日間でした。現場用に置いていた仮設の灯油FFストーブも1日目にはあつすぎて稼働せずとも25℃超えで、2日目にはちょいさむの気温でしたので、十分これでも暖かくできたように思います。
断熱気密をしっかりすることは、年中気候に左右されない機械的な空有間を作ることではなく、コントロールしやすい空間を作ることでもあるのです。涼しい夏の日は思いっきり窓を開けて風を浴びてもよいし、寒ければ文明の利器の力を借りてきちんと温度調整しやすいということなのだと思います。
逆になかなかそれができていない(躯体性能が良くない家)ということは、せっかく暖房しても逃げちゃうし、冷房しても設定温度になりづらい。その逃げた熱は外に溢れている。つまりは、せっかく働いて稼いだお金を無駄に逃してしまっていることにつながるのです。まさにキロワットアワーイズマネー(村上敦著)なのだと思います。

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「暖房が小さくて済むのはいいですね」

「普段から木に触れるってのはなんか安心しますね」

「(断熱しっかりするって、)電気高くなるし、メリット出ますねこれからは」

「家族共有スペースが明るいっていいねえ」

「なるほど、断熱しっかりすると考え方が変わるんですね」

「裸足でいいですもんね」

これから住まいの改修・新築・建替えを検討している方々に、少しでもなにかの知恵となれば幸いです。

2日間、この場を提供いただいたお施主様、ご協力いただいた方々、皆さん本当にありがとうございました。

せっかくのエネルギー(稼いだお金)をキープできる住まいが増えることを心から願っています。

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